05613-190831 RICOH THETA Z1でランプが赤く点滅したときの対処法。そして製品マニュアルはScrapboxで公開するのがいいと思う
https://flic.kr/p/2h6yWqq https://live.staticflickr.com/65535/48633409968_250a8060f8_k.jpg
360度全天球カメラ「RICOH THETA Z1」をUSB-Cケーブルで電源アダプタにつないだところ、電源ランプが赤く点滅。電源ケーブルを変えたり、電源アダプタを変えたり、Macに直結してみても変化なし。プノンペンではそこで諦めていたのですが、香港では撮影したいので色々調べたり試したり。 https://gyazo.com/ee461f9d84c09602b04dc66a462f2cde
webで発見できる情報としては、公式マニュアルに下記の記載がありました。
赤点滅:
カメラにエラーが生じています。また、カメラの終了中にも点滅します。
赤点滅:
カメラにエラーが生じています。
赤点滅:
電源をオフにしています。
赤点滅:
カメラにエラーが生じています。
赤点滅:
カメラにエラーが生じています。
赤点滅:
カメラにエラーが生じています。
https://flic.kr/p/2h6ByZT https://live.staticflickr.com/65535/48633923237_02008e1d0f_k.jpg
こんなに何か所も言及があるにも関わらず、どの記述も「カメラにエラーが生じています」と述べるのみで、その場合に何をどうすればいいのか、shio.iconが探した限り、対処方法が見当たらない。それってマニュアルと呼べるでしょうか。どんなエラーが生じているのかさえもわからない。うーむ。
https://flic.kr/p/2h6zgKW https://live.staticflickr.com/65535/48633475016_4e235a6023_k.jpg
もう一つ。このマニュアルには検索機能がない。
いまどき検索機能のないマニュアルってどうなんでしょうか。上記はGoogleで検索した結果です。
https://flic.kr/p/2h6zAXQ https://live.staticflickr.com/65535/48633539622_0c7cea6db6_k.jpg
さらにそのマニュアルの「困ったときは」を開いたところ、記述は下記のみ!!
カメラが正常に動作しない場合や、故障かな?と思った場合は、下記のサポートサイトをご覧ください。
https://flic.kr/p/2h6yT55 https://live.staticflickr.com/65535/48633398696_0a3bd93f1a_k.jpg
https://gyazo.com/5d84690db6025db4abce7c21272f5c33
あちこち探していたら「カメラをリセットする」を発見。
https://gyazo.com/7afe5d24cd3837afb3bdc58f71d159b8
https://flic.kr/p/2h6yS3R https://live.staticflickr.com/65535/48633395261_36a60f0ef3_k.jpg
とはいえ、shio.iconはリセットしたいとは思わない。撮影した画像を消したくないし。
しかし内容を読むと「強制的に電源を切ります」、「カメラの電源が強制的にオフになります」との記述。
なんだ、それだよ。やりたかったのはそれ。
タイトルと内容に齟齬がありますね。
https://flic.kr/p/2h6zw6L https://live.staticflickr.com/65535/48633523262_272565c6c4_k.jpg
指示にしたがい電源ボタンと無線ボタンを同時に長押ししてみました。何も起きない。
このマニュアルには「長押し」が何秒なのか、書いていない。一般的な「長押し」って2〜3秒ですが、Macの場合だと20秒といった長押しの場合もあるので、「長押し」には秒数を記載していただきたい。
https://flic.kr/p/2h6zvwE https://live.staticflickr.com/65535/48633521342_2869e40c3d_k.jpg
気を取り直し、ずーっと押していられるように持ち替えて、再トライ。
するとできました。強制的に電源がオフになった!! 測っていないけどたぶん10秒程度でした。
https://gyazo.com/a3ed3343c3447de03d8eb1ce5f6a31ce
そのあと電源ケーブルを接続したところ、無事に充電が始まりました。ほっ。
ちなみにshio.iconが充電に使っている環境はだいたい下記のとおり。
ケーブル
AppleのUSB-C to USB-C ケーブル
電源とポート
MacBook ProのUSB-Cポート
MacBook Pro付属の電源アダプタのUSB-Cポート
RAVPower 45Wの電源アダプタのUSB-Cポート
RAVPower 60Wの電源アダプタのUSB-Cポート
いずれも問題なく充電できております。
https://flic.kr/p/2h6xCnd https://live.staticflickr.com/65535/48633154118_a44c490d66_k.jpg
それにしてもこのマニュアルサイト、内容が不十分だし、検索機能がなくて不便。
検索可能なマニュアル(使用説明書)を簡単に作成するにはScrapboxが適しています。企業利用であっても公開サイトなら完全無料で利用できますから、公開コストゼロ。現場の担当者がマニュアルの記述をいつでも直接編集できますから、説明内容が不十分だったり新たな情報が必要ならその都度簡単に加筆訂正できます。記載内容にブラケティングすれば、どんどん関連ページが繋がって行きますから、ユーザも必要な情報に早くたどり着けます。 https://flic.kr/p/2h6xD7e https://live.staticflickr.com/65535/48633156613_f66bc7499f_k.jpg
リコーのご担当者様、THETAのマニュアル、Scrapboxにしてみてはいかがでしょうか。作成も編集も簡単です。作成を外注するとしても、システム自体はScrapboxを利用すれば、作成コストを内容だけに絞れます。そもそもマニュアル作成を外注する必要すらなくなるかもしれません。faqを同じサイト内で運用できますので必要な参照ページにどんどんリンクを貼ることができます。 https://flic.kr/p/2h6xBHH https://live.staticflickr.com/65535/48633151943_2016b7f64e_k.jpg
他の製品も単純に紙のマニュアルのPDF版を公開しているものが多いですが、webのメリットを享受できるScrapboxのような形態での公開をそろそろ検討していただけたらありがたいと思います。文字情報はwebの方が圧倒的に検索性が高い。撮影現場でiPhoneからマニュアルを参照するにも、必要な情報に早くたどり着けて、使い勝手がよく、読みやすい。上記のリストのように、同じ内容を数カ所に渡って繰り返す必要もなし。PDFでの公開は、紙時代の焼き直しでしかありません。
https://flic.kr/p/2h6zrQW https://live.staticflickr.com/65535/48633508946_65508c1a62_k.jpg
紙のマニュアルを付属するのをやめれば、随分とコストを削減できます。webマニュアルへアクセスするQRコードだけ、製品の外箱などに印刷しておけばいい。そうすれば販売店で購入検討中の見込み客もマニュアルをすぐに確認できます。
https://flic.kr/p/2h6xzkb https://live.staticflickr.com/65535/48633143908_6ef563d080_k.jpg
ペーパーレス、紙レス、ペーパーフリーを進めてコストダウン。結果として製品価格も下げることができます。どうしても紙のマニュアルが欲しい人にはオンデマンドでScrapboxから印刷して実費(+手数料)で販売すればいい。プリンタ、複写機が得意なリコーさんなら容易なはず。紙のマニュアルが不要な人から紙のマニュアル制作費を徴収するべきではないでしょう。 https://flic.kr/p/2h6zqWg https://live.staticflickr.com/65535/48633505891_e3bf0143a6_k.jpg
https://flic.kr/p/2h6A52e https://live.staticflickr.com/65535/48633630647_4cacd71752_k.jpg